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2005年 03月 07日
2005年3月6日(日曜日、ダブル西川(2/2、T.M.Revolution!))。
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法要後に帰宅して黒背広仕様から「あんちゃん仕様」に着替えて、元締と待ち合わせてハーモニーホール座間へ。T.M.Revolutionの今年のツアーの初日である。
ほんとは黒背広上下にサングラスで構わんだろうと思っていたのだが、元締に阻止されました。どちらかというとロックンローラーの正装だと思うのだが、なにがいかんとやろ。まあいいや。ついでなので素通しメガネにしてみたら、会場で出会った知り合いに認識してもらえませんでしたとさ(笑)。
小田急線は、変わった。かつて貧乏臭い駅ばっかりだったのに、なんか高架ばかりになっていて、駅も無闇と豪華だ。千歳船橋なんて昔は平屋のショボい駅でホームには森繁久彌の書いた寿司屋の看板があった。いまではなんか二階建てみたいな立派な駅になっている。ものすごく油断して車中でオムスビを頬張っていた俺がバカみたいでした。
成城学園前のあたりで地下に入るもので「高架も終わりかな」と思ったら、その先のあたりで周辺の土地が低くなって、やはり高架が続く。そして相武台前にも駅ビルがあって、やっと旧知のショボい駅になるのが座間。駅前にスーパーとコンビニがあるくらいで、「ほんとにここかよ」って感じ。
だいたい、車中で見かけた明らかなT.M.Revolutionファンが相武台前で降りちゃったあたりで不安は感じていたのだが、しょうがないから元締のau「EZナビウォーク」(GPSですな)を頼りにホールへ向かう。あのー、なんか坂道の路地とか、明らかに原生林の脇道とか、公園のなかとか、ものすごく道順が不自然なんですけど。というか、ここでオムスビをいただいたら美味しかったくらいの感じだったんですけど。
それでもなんとか辿り着いたんだけど、後で調べたらやはり最寄り駅は相武台前だったようです(じっさい、帰りに歩いてみたら近かった)。
会場前は黒山の人だかりでですね。聞いてみたら、
- グッズの販売が基本的に中止になって、販売の行列がそのまま入場の行列に変更された。
- 開場が遅れて、まだ入れない(開場時刻は過ぎていたものと思う)。
- 会場内では少量のグッズが販売されたが、リストにあるのに販売されていない物件も多かった。
ボロボロですな(笑)。いやあ、ツアー初日らしくて、いい話だ。
以下になにか書くけど、ツアーグッズの話とか曲目の話なんかは西川貴教ファンのサイトでも廻ってみてください。僕には判りません。
今日の西川貴教無駄話:
僕は、2階2C列5番。下手側のハリダシ2階の前のほうだな。
17時30分の開演予定時刻をちょいと過ぎて、1ベルが鳴る。こういうのは遅れるのがあたりまえだとみんな思っているわけで、この時点で1階の様子を眺めると、明らかに全員準備中。着替えていたり、うろうろしていたり、走っていたりといった感じか。
17時45分くらいにステージが始まるわけだが、この時点で観客全員が「えー!?」って感じでしたよ。とうぜん1時間くらいは押すだろうと思っていたわけなのだが、早くて文句言われてもねえ。
今日のベースのイクオさん:
ステージのほうはロックバンドとしては大サービスで、劈頭で6連符炸裂のツインリード、2曲目では4拍ながらもチョッパーのソロ。俺は喜んでいたのだけれども、どうせ誰も聴いちゃいねえ(笑)。いや文句はないけどね。
ぱっつんこに「イクオさん(新人)と山田さんとの違いは?」と尋ねられたもので、「山田さんはポップスかジャズ系、イクオさんはもろにハードロック系」であろうと答えておいた(もとより、今日のフォーマットに則ったうえで、というエクスキューズはしておく)。
そうさの、僕にとっての山田さんは「無駄に(失敬)よく働く人」であって、8でよければ16を弾いている人だったりなんかして。イクオさんのほうは、やたらと重い音でベタに(←貶してません)弾いている感じか。スライドで動くパートも多いし、思いっきり弾いているのかなあ、チューニングも頻繁であったような気はする。気のせいかもしれない。
今日のベースは(勘ですが)、
- 黒いエレキ:ふつうに重低音用、
- 白いエレキ:チョッパー用、
- 縦長のやつ:アコースティック・セット用、
といったことではないのかしらん。
縦長のフレットレスは「エレクトリック・アップライト・ベース」というのが一般名称かとは思うが、所謂「ウッドベース」とか「コントラバス」とか「ジャズベース」とか「アップライトベース」のボディを削るなりソリッドにするなりしてピックアップを付けて、ハウリングに強くて可搬性に優るという特徴を持ちます。弾き方はウッドベースと同じ。僕も1本欲しいのですけれども。
座間でのベースの音響自体は、どこかでホールが共鳴しちゃったりするのかなあ、低いほうで音程が判らなくなっちゃう場面が頻出しましたな。実は元歌を知らないのがあって、1曲終わるまで「キーすら判らない」という事態が出来しました。あーびっくりした。
あと全体:
- ステージのセッティングは、ドラムス(左)とベース(右)が中央に並んでいました。前回はドラムスが中央だったよな。ベースアンプが2本立っているもんだから、並びとしては納得できます。
- ドラムスの人は、さらに壊れていました。アクセント云々は措いといて、「次の小節の頭に合えばいいや」という凶悪な仕様。大好き。
スティックを回しまくってくれていたのも好感度高し。
- ギターのスナオさんはステージモニタ1つ、柴崎さん(だっけ)は2つ。柴崎さんが曲中で持ち替えたりするのかなとも思ったのだけれども、そんなこともなく。まあいいか。
- たぶん今回からだと思うのだが、ソロを弾いている奏者にスポットライトが当たるようになったらしい(けっこう間違えていたけど)。ちょっと嬉しい。
- 音響は、さきのベース音の「廻り」さえ除けば、かなり良かったものと思う。メンバー個々の音がちゃんと聴こえるもんね。
今日の西川貴教:
- 「タンバリンが上達したと思う」って誰かに言ったら、「あれって上達するものなの?」って言われましたな。あのー、タンバリンとかトライアングルとかカスタネットって真面目に演ると難しいものなんですよ。ギネスに載ってる「世界一簡単な楽器」ってばウクレレなわけだし。
- そういえば、ギター弾きませんでしたね。
- 俺が半端に言うことではないのだが(いや失敬)、高音域での「い」と「え」の発音が変わりましたね。いまのほうがずっといい。
今日の俺:
腕組んで、相変わらず左足踵だけノリノリでした。そんなもんさ。
終了後、正しく相武台前駅までファンのみなさんと歩いてですね、新宿で食事でもと仰るものだから迷わず『老辺餃子館』に6人様ご案内。餃子セットを6枚、刀削麺と炒飯でかなり好評。
僕はビールと紹興酒で、平和裡に帰宅して死に寝。
少し疲れた(←年寄りくさい)。
おまけ。
昨日の座間では新宿発15:59(だっけ)の快速急行に乗ったのだが、運転がヘッタクソなこと。想像できますか、発車の5秒後に乗客全員がズッコケることを。ほんとに、「どんどん」って発車して、「だんだんだん」って減速停車するんだよ。擬態語については「重力加速度の文字表現」だと思ってください。
駅の出入りのたびに
このヘタクソめ。
と言っておりました。
たまたま最後尾に乗車していたもので「運転手の顔をみてやろうか」という希望は果たせなかったのですが、たまたま最後尾に乗車していたもので「車掌さんが2人いる」ことは確認できました。たぶん運転手さんの研修かなんかだったんでしょうね。
明日は、
19時から辻バードさん打ち合わせ。
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