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2005年 03月 11日
今日のセンセー!:生徒49号さん11回目。
18時からのところ、僕も生徒さんもちょい早めに到着したもので、ライブドアの話などしてからちょい早めにだらだらと始める。
ハワイアン大好きの生徒49号さんは今回と次回でウクレレ教室はお休みして、バックパッカーのギターも買ったことだし松本さんのスラッキーのほうに廻るのだそうな。うん、上達したら僕にも教えてください。
どうでもいいけど、今日はほとんどウクレレを弾かなかったなあ。いや、生徒さんがLow-Gだものだから、ボイシングなどを脳で考えながら作っていくわけだものですから。
今日は『NANI AHIAHI』というハワイアンの譜面が出てきて、‥‥え? 前回に僕がラフな譜面を書いた? まったく覚えていません。それでMDを聴かせていただいて、49号さんが書いてきた歌詞入りの譜面をちょいちょいといじって、お稽古開始。
ところで、校長先生はお客さんがあって、ひとあしさきに和民へ行ってしまいました。店番? 俺。お客さんでもいらしたらものすごい値引きをして売ってあげようと思って手ぐすねひいて待っていたのに、ウィンドウ・ショッピングのお姉さんがおひとりいらしたのみ、残念。
曲自体は、A→C→Dと転調していく簡単な構成のもので、でもLow-GだからCとDはハイコードにして最低音にルートを持ってくる。ということは残りのコードチェンジもハイコードになっちゃうわけなのだが、指はわりとすんなり入るものだから安心する。
そういえばA7も、0010にすると4弦のGが強すぎる気がしたものだから0312あたりにして、と。このあたりのポジショニングがまずひとつ。けっこう工夫して作ってみたものだから、こんど譜面をコピーさせてもらおうかな。また書けばいいのだが、曲そのものを帰宅したらすっかり忘れていました。
転調前のコードは、「Cに行くなら、音程で4つ前のG7を入れる」という黄金のツーファイブも指導。前回は「4度前の」とか言っていたらちょっとヒかれちゃったんだけど、今日は「Cの前のBの前のAの前のGのセブンス」って言ってみたら、指を折って勘定してくれていました。Dに行く前はA7って、よいこのみんなはかんじょうできたかな?
ついでに、「Cに行くなら、半音下のディミニッシュ」(この場合はBdim)って、厳密に言うと余所のディミニッシュなんだけど使い方が判ればまあいいや。
ディミニッシュの指遣いは、たとえばBdimを2121にするならば2フレットセーハと4本指(1弦からたとえば子人薬中)の両方を指導する。本当はLow-Gがあるのだからon Gにしてもよかったのだが、思いっきりハワイアンなのにベートーベンを演っても、ねえ(笑)。
この2種類は「好きなほうを使ってください」ということにして。
ついでに、コードには「メジャーとマイナーとディミニッシュしかありませんから」といった話も少々。このへんでお店のほうにお客さんがみえて、49号さんは指遣いの練習、僕はお店番。ひどい教室だなあ。
それから、スクウェア(ハネてない、というほどの意味)の2拍ストロークが「チャンチャ、チャンチャ、」という感じになってしまっているので、なるべく「チャンチャンチャンチャン」になるように持っていく。
でもちょっと難しい(センセも苦労しました)ものだから、ほぼ1小節にコードチェンジが2拍ずつだもので、3拍目のコードチェンジを半拍喰うようにしてみて、こっちのほうが正解なんだろうな。食った裏拍は必ずアップストロークで入れるようにして、「これが歌いながら弾けるかなあ」と仰るものでアップダウンの説明もちょいと。
- 一般に(僕の考える一般では)頭はダウン、裏はアップに統一されていること、
- ぜんぶ弾くとこの曲の場合にはやかましかろうこと、
- だからところどころ抜いてはいるけれども、やはり裏アップにはなっていること、
あたりをご説明する。
このあたりで60分経過で、シメで僕のウクレレ、49号さんの歌唱で曲を合わせてみる。「今日やったことをぜんぶできるとこんな感じ」というところかしらん。
Hawaiian Dreamの戸締りをして、代々木駅まで生徒さんとご一緒する。
- マーティンのバックパッカー・ギターは、音はショボいがピックアップは付いているらしいの。じゃあ、お稽古用に僕のミニアンプでも教室に持ち込んでおきましょうか、くらいのお話はしておく。
ちなみに、クロサワで松本ノボルさんの名前を出したら1割引になったんだって。さあみんな、この情報を悪用するんだ!
- そのバックパッカー、フレットが15しかないんだって。ウクレレかよ(笑)。
ガットのほうはダメダメで(本人談)、やっぱりスチールにしたのだそうです。なんとなくスラッキー・ギターというとガットのイメージがあるのだけれども(詳しくない)、聴いたことのあるのはみんなスチールだったような気もする。ちなみに僕ん家には「スチールのLow-Gウクレレもどき」があります。弾いていると指痛いス。
- 牛も知ってるZirconsの練習場所としてHawaiian Dreamをお借りできないか、といった話は校長先生が飲みにいっちゃったもんだから言いそびれました。
今日のお買い得情報:
生徒さんMLには流しておくつもりなのだけれど、新宿のクロサワ楽器(二幸の裏)に寄ってみたらMANAが1万円引きになっていました。
コアトップのサイドバックがマホガニーで29,800円だったのが19,800円、オールコアが39,800円だったものが29,800円。
MANAというと、ちょいと造りが脆弱かなという気はするものの(上位機のケリーはどうしちゃったんでしょうね、って49号さんがケリーだったのにいま気がついた)、この価格帯であれば性能はピカイチでしょう。ウクレレを持っていない生徒さんにもお薦めしているし、それがさらに1万円安の持ってけドロボー状態。
お買い得だと思うのでご紹介しておきます。
明日は、
18時から生徒23号さん35回目で、お久しぶり(今年初)なのでちょいと様子見。
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